2月14日
この度の東北地震で被災された皆様にお見舞いを申し上げます。
私は出張中で、東北道岩手県内で地震に遭いましたが幸い大事には至りませんでした。
地震翌日には必ずと言っていいほど石造物の崩壊ニュースが流れます。今回もまた石造物(墓石や灯篭)が倒壊しました。福島の石材店さんで話を伺い被災地を少し視察することが出来ました。
この地震が昼間だったらと考えるとぞっとします。
お彼岸で多くの方がお参りに来ていたら怪我人や犠牲者が出ていたかもしれません。
地震後に必ず目にするこの光景を少しでも減らしていくことが早急に求められると思います。 行政、業界、寺院、持ち主、皆で知恵を出し合って被害を減らす努力をしていけたらと思います。
接着剤の使い方、芯棒の入れ方、どれも効果は施工の仕方次第です。
正しく施工すれば倒壊や崩壊を防ぐことが出来たと思います。
中には3.11で修理したお石塔が再度倒れているものをありました。
古い石塔などは無接着のものもあります。
古いお石塔、背の高いお石塔に対して、免震、耐震施工が早急に必要だと思われます。